頭を殴られたようなかっこいい映画

おはようございますこねこのこころです。

私は全身で言いたい！久々にめちゃくちゃ面白い映画を見た。

でん！アイトーニャ！

マーゴットロビー主演のトーニャハーディングの自伝的映画。90年代冬季オリンピックのワイドショーでも話題となった伝説的事件を主人公の生い立ちからどうなっていったかを追った内容。

まず登場人物が全員クズ！

トーニャのお母さん、娘をモノとしか見ていないDVまでして娘にスケートをさせる怪物

トーニャの旦那、いわゆるDV男

旦那の友人、実家暮らしのどうしようもない人。虚言癖。

主人公をはじめ本当に桁外れなぶっ飛び見せるこの人物達に心の奥底からびっくり。しかもこれ、本当の話なのです。幼少からスケートだけをして成り上がってきた貧困層のトーニャさんはある大会でとうとうトリプルアクセルを決める。そこから一気にスターへとなっていくのですがまあ主人公の性格の悪いこと笑っ

お金がある選手は専用のリンクで練習し、トーニャさんはみんなも使うリンクで練習。周りの人間をジャマと言い放ち、自分以外は全員ライバル、少し憎しみさえ感じる。採点が少しでも気に入らないと審査員に詰め寄り猛抗議。

その成れの果てがナンシーケリガン襲撃事件に繋がった。映画の中ではそこに行くまであろんな経緯があるけどとにかく笑ってしまうくらい滑稽でバカだ。

なんて言えば良いんだろう？とにかく本当に映画や小説に脚色しなくてもここまで滑稽な

人間模様に本当にパワフルで元気をもらった。

そしてどこか切ない。あのマーティン・スコセッシ監督のレイジングブルを見てるようなひたすらまっすぐに生きて打ちのめされて血みどろになっても相手のことを睨みながらまた立ち上がる姿には感動なくして見ることはできない。別に泣けるとかそういうことじゃなくてどんなに世間から笑われてもバカにされても自分が思った気持ちに素直に生きるその姿勢に心からほれた。こらはスケートという競技を題材にしたパンクロックの映画なのです。

ここまで心底面白い映画に出会えたことを本当に嬉しく思った。とにかく騙されたと思って見てほしいです！！

そもそもこの映画のジャケが全てがにじみ出てる。あ、この映画絶対に絶対にいいな！と見る前から思っていたのです。やっぱりジャケ大事！

ライブのお知らせ

山路貴澄

5月30日水曜渋谷ガビガビ五月リョウタさん企画

6月4日月曜第八十四回ダニオさんと山路主催のオープンマイク！！

「ハッピーマンデーズ」です！

19:00開場

21:00開演！！チャージフリー！

会場は阿佐ヶ谷マスウェル

https://t.co/wJgyPD2pmN

6月5日火曜初台WALL しばちゃん企画

6月23日土曜阿佐ヶ谷タバサ

山路貴澄企画超ヤバイ！！！開場20:00開演は20:30！！

6月30日土曜高円寺無力無善寺

蒼伎敬さん企画！！

7月12日木曜新高円寺スタックスフレッド

10月28日日曜人生最大の挑戦

骨折

6月13日水曜阿佐ヶ谷マスウェル酒井少年企画ラッキーウエンズデイ

5月29日吉祥寺シルバーエレフ